2013年

6月

04日

【2013/6/4京都】「人体への影響ない」 米軍レーダー・府、電磁波専門家ら会議

「人体への影響ない」 米軍レーダー・府、電磁波専門家ら会議

 

航空自衛隊経ケ岬分屯基地(京丹後市)への米軍Xバンドレーダー配備計画に関し、京都府は4日、府参与に委嘱した電磁波の専門家ら4人からレーダー波による市民生活への影響を聞く会議を京都市上京区のホテルで開いた。

 

電波工学が専門の京都大情報学研究科の佐藤亨教授が、電磁波の特性を解説した。

 

Xバンドの「X」はローマ数字の10で、10ギガヘルツ前後の電波を意味し、「気象レーダーやスピード違反の取り締まりなどにも使われている。エックス線とは無関係で人体への影響はない」とした。

 

電磁波の生体への影響について、リニアモーターカーの電磁波を研究する鉄道総合技術研究所(東京都)の池畑政輝主任研究員は「Xバンドレーダーを仮に人に照射すると7割が反射して3割程度が体内に入るが、その5割以上が皮膚で吸収される」と説明し、「短期的に熱作用があるが、発がん性は考えにくい」とした。熱作用も立ち入り禁止区域を設ければ問題は生じないとした。

 

府は4人の意見を踏まえ「必要に応じて防衛省へ不明な点の確認を続けたい」としている。

 

【京都新聞 2013年6月4日 22時38分】

京丹後市住民説明会 動画と書き起こし
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