2013年

7月

29日

【2013/7/29京都】米軍レーダー容認構え 電磁波、京都府参与「影響ない」

 
米軍レーダー容認構え 電磁波、京都府参与「影響ない」
 
京丹後市の航空自衛隊経ケ岬分屯基地に米軍のXバンドレーダーを配備する計画で、京都府は29日、レーダーが発する電磁波が周辺に与える影響について「特に問題が無い」とする専門家の意見を明らかにした。府は今後、同市の中山泰市長の意向を聞き取った上で最終判断するが、配備を容認するとの見方が強まっている。
 
京都大情報学研究科長の佐藤亨教授らレーダーや電磁波の専門家4人で、府の参与を務める。レーダーが人体などに与える影響を「熱作用に限定される」とし、地上波テレビや携帯電話への電波干渉も「周波数が異なる」と否定した。
 
その上で「国の安全基準に基づいて(レーダー前方に)立ち入り禁止区域などが設定されれば、電波が及ぼす影響は特に問題が無い」と結論付けた。意見を踏まえて会見した山内修一副知事は、「電磁波については心配はいらないのかなと感じている。内容が詰まってきた」と述べた。
 
中山市長も受け入れに前向きな姿勢を示し、同市議会(定数22)も3会派(計15人)と無会派2人が受け入れ要請書を市長に提出している。府議会の最大会派・自民党も「早く配備を進めるべき」と賛成の意向で、山田啓二知事は近く市長と会談し、容認に向けた環境を整えるとみられる。
 
Xバンドレーダーは北朝鮮などの弾道ミサイルを探知・追尾する高性能レーダー。配備に伴い米軍は周辺約5ヘクタールの用地を取得し、近畿で初の米軍基地を置く。
 
【京都新聞 2013年07月29日 23時27分】
京丹後市住民説明会 動画と書き起こし
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